シュタイフ社のテディベアの特徴は?ボタン・イン・イヤーとは?

シュタイフ社のテディベアの特徴は?ボタン・イン・イヤーとは?

テディベアブランドの中でも、3本の指に入る人気ブランド。
それがシュタイフ社のテディベアです。

  • 将来プレミアがつきそうなテディベアを所有したい
  • おもちゃじゃなく本物のテディベアをプレゼントしたい(大人へ)

と考えた時に真っ先に浮かぶのがドイツのシュタイフ社です。ここではシュタイフ社と、シュタイフ社が作るテディベアの特徴について徹底的にご紹介しますね。

シュタイフ社のテディベアの歴史

1880年ドイツでマルガレーテ・シュタイフにより創設されました。

【マルガレーテ・シュタイフとは?】
(1847年7月24日 – 1909年5月9日)

シュタイフ家の3女としてドイツ・ヴュルテンベルク州ギンゲンに生まれる。1歳半で小児麻痺となり、手足に障害が残る。
しかし、たゆまない努力を続け、2人の姉の洋裁を手伝えるまでに。洋裁がミシンによる機械化が進む社会的背景も助け、25歳で独立。

30歳の時に服飾工房「フェルト・メール・オーダー・カンパニー」を立ち上げ、女性経営者となる。

1880年、彼女は甥へのクリスマスプレゼントとしてフェルトで小さな象のぬいぐるみを作る。(これが世界最初のぬいぐるみとされる)。

これが町で評判となり1885年には約5,000体の注文を抱える事業へと発展。
これがぬいぐるみ製造販売会社「フェルト・トイ・カンパニー」設立のきっかけとなった。

 

その後、甥のリヒャルトと一緒に熊のぬいぐるみを作成。販売当初は売れずに苦戦するも、アメリカ人バイヤーの目に留まったことがきっかけでアメリカへと販路を広げる。
ぬいぐるみの素材をモヘアにしたことでさらに大ヒット。当時のアメリカの大統領セオドア・ルーズベルトの愛称「テディ」にちなんでテディベアと呼ばれ、その後の大ヒットへと繋がる。
1909年5月9日、肺炎により61歳で死去。

1902年、世界で初めてテディベアを作った人です。

ドイツでは反応がイマイチだったテディベアは翌年の1903年にはアメリカで大ブームを巻き起こしました。

彼女が亡くなって約100年後の2005年。
創業125周年の節目としてシュタイフ社の本社横に新シュタイフミュージアムをオープン。
100年経っても変わらず、高品質なテディベアを生み出すのがシュタイフ社です。

シュタイフ社のテディベアの特徴

トップブランドとしてこだわって作られた、高品質のテディベア。

シュタイフ社で作られたぬいぐるみたちは、耳に「ボタン・イン・イヤー」というトレードマークが付けられています。このトレードマークはシュタイフ社のブランド商品である証なのです。(詳細はこちら

シュタイフ社の赤ちゃん用ぬいぐるみは「出産祝いの贈り物はシュタイフ」と欧米で言われるほど大変人気があります。

人体や環境に配慮した「エコッテクス」という、世界基準をクリアしている素材を使用しているため、生まれたての赤ちゃんにも安心です。

赤ちゃんはなんでも口に入れたがりますし、お肌もデリケートなため「エコッテクス」を使用したプレゼントは喜ばれます。

アレルギーがあっても安心なのが嬉しいですね。丸洗いできるので不衛生になりにくいし、喘息やアトピーの引き金になるとされるホコリやダニも予防できます。
(※多くのぬいぐるみは丸洗いできません)

赤ちゃんの友達として、長く寄り添ってくれることでしょう。

ボタン・イン・イヤーって何?

「ボタン・イン・イヤー」は世界で最も古いトレードマークといわれ、1904年から取り付けられています。

シュタイフ社の伝統を守るため、厳しい管理のもとで作られたテディベアたちに、シュフタイタグと「ボタン・イン・イヤー」が付けられるのです。このトレードマークを付けることで、真似て作られた粗悪品と区別することができます。

黄タグと赤文字【定番品】

黄タグ+赤文字

定番商品に付けられ、品番や製品の素材などが表示されています。シュタイフの中では最も安価なものが揃います。

白タグと赤文字【限定品】

白タグと赤文字

地域や数量、年度で限定のある商品に付けられ、品番や生産年度、製造番号(シリアルナンバー)が表示されています。

白タグと黒文字【復刻版】

白タグと黒文字

1900年代初め頃のシュタイフ社の製品を復刻したレプリカに付けられ、品番や生産年度、製造番号(シリアルナンバー)が表示されています。形が一緒でも大きさや素材が違うものにはこのタグは使われません。

マルガレーテ・シュタイフエディション】

その他のタグ

シュタイフクラブ限定「Margarete Steiff Editions」用の特別タグ。
黒字にシルバーの文字のデザインとなっています。こちらのタグが使われているテディベアはレア中のレア。
ほとんどの場合、数十万円の価格となっています。

限定ベアとは

シュタイフ限定ベア
ファンを魅了してやまないのがシュタイフの限定ベア。
世界や地域ごとの限定、数量限定、年度限定で販売されているシュタイフ社オリジナルのテディベアです。

日本限定のテディベアは桃の節句にピッタリな「雛人形テディベア」や、赤椿の花をさした「テディベア椿2018」などが販売されています。
シュタイフ椿ベア
「テディベア椿2018」は2005年に販売され、即完売となった椿ベアを復刻した、1500体限定の特別なテディベアです。

日本の名花をイメージしたシリーズ(2002年「桜」からスタート)の一つ。
赤椿の花ことば「気取らない優美さ」を表現しています。

日本の他にも地域限定やテディベアが生まれたドイツ限定も販売されています。

どれもファンの心をくすぐるテディベアばかりで、ついコレクションしたくなってしまうほどの魅力があります。数量限定のなかでも、特に数が少ない2,000体以下のテディベアはプレミア価格がつくこともあるようです。

定番ベアとは

シュタイフ定番ベア
シュタイフ社のカタログに掲載されているテディベアのことです。

カタログに掲載されている期間は数に制限がありません。カタログに掲載されなくなってからは注文を受け付けてもらえないため、定番ベアだからと安心せず、気になったときにお迎えするのが良いでしょう。

価格は3,000円代~と気軽に購入できる金額から5万円前後と比較的高価なものまで様々。
高価なものは素材にこだわりがあるものが多いです。

限定ベアも大変魅力的ですが、定番ベアも負けてはいません。
テディベアの愛らしさが100%惹きだされた定番ベア。こだわりの素材で作られた高品質のテディベアはプレゼントとしても喜ばれます。

シュタイフ社のテディベアの相場はいくら?

  • 定番品:1~2万円
  • 限定品:4~5万円
  • 復刻盤:5~9万円
  • マルガレーテシュタイフエディション:数十万円

 

基本的にシュタイフのテディベアは高価なものが揃います。

ちょっと高くて手がでないな・・・という方にはキーリングのテディベアがおすすめです。
同品質でありながら可愛らしいミニテディベアがキーリングとなったものです。ちょっとして贈り物にも最適です。

関連記事シュタイフのキーリングが激熱!限定品から定番までご紹介!

当サイトが選ぶ出産祝いにプレゼントしたいベアベスト3!

第3位!おやすみクマちゃん グリップトイ

おやすみクマちゃん グリップトイ
赤ちゃん用のおもちゃは消耗品のため、いくらもらっても困らないでしょう。カラーはグレー、ブルー、ピンクの3種類。目や鼻が刺繍で作られているため、パーツの誤飲の心配もありません。赤ちゃんが、にぎにぎ&もぐもぐしても安心な素材です。

第2位!モヘアテディベア バース(名入れオーダーメイド)

モヘアテディベア バース
肌ざわりがよく柔らかい山羊のアンゴラを使ったモヘアのボディ。
テディベアにはスタイが付けられ、足にはお名前と誕生日の刺繍を入れることができるセミオーダータイプ。スタイのカラーはブルーとピンクの2種類。スタイに赤ちゃんのお名前と誕生日を刺繍してもらえるため、とっておきのプレゼントになるでしょう。思い出に残る贈り物をお探しの人におすすめです。

第1位!マイファーストシュタイフ テディベア

マイファーストシュタイフ テディベア
ふわふわの触り心地は赤ちゃんだけでなくご両親をも魅了するでしょう。
カラーはクリーム、ベージュ、ピンク、ブルーの4種類があります。
愛らしい赤ちゃんとテディベアのツーショットは悶絶すること間違いなしです。

テディベアは赤ちゃんにもご両親にも喜んでもらえる素敵な贈り物でしょう。
テディベアを生んだシュタイフ社の商品は、トップブランドと名乗るにふさわしい品質です。大切な人への贈り物として、シュタイフ社のテディベアを検討してみてはいかがでしょうか。